首の後ろのつらさ、実は「足元」から
「肩の外側より、首の後ろ・うなじが重い」
そんな後頸部のつらさには、背中から足のふくらはぎ、足裏まで、 からだの「背面全体」に目を向けるという考え方があります。
なぜ、首から遠い足元なのか
こちらも、東洋医学と筋膜という2つの見方が、よく似たルートを示しています。
東洋医学の視点:膀胱経
からだの背面を通る「足の太陽膀胱経」は、後頸部・うなじから背骨の両脇、太もも・ふくらはぎの裏を下り、足先までつながる流れです。 後頸部や首の後ろの不調と関係が深いとされています。
筋膜の視点:バックライン
筋膜のつながりを示す「スーパーフィシャル・バックライン」も、足裏からふくらはぎ、背中、後頭部までを一続きに結んでいるとされ、 経絡とほぼ同じルートをたどります。
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座りっぱなしでふくらはぎや太もも裏がこわばると、その緊張が背面を通じて首の後ろに波及することがあると考えられています。
首だけをもんでもすっきりしないのは、このためかもしれません。
今日からできる「足元」ケア
- ふくらはぎを下から上へ、やさしくさすったり軽く揉んだりしてゆるめる
- アキレス腱の上や、ふくらはぎの中央を、痛気持ちいい程度に押す
- デスクワークの合間に足首を回す、かかとの上げ下げをする
座ったままでもできるものばかりです。1時間に一度、思い出したときに動かすだけでも違います。
こんなときは無理をせず
しびれや強い痛み、めまいを伴う場合は無理をしないでください。 症状が続くときは医療機関へご相談ください。
セルフケアを続けてもつらさが残る場合は、「気のせい」と思わず、一度お話を聞かせてください。